工場設備

アネスト岩田製オイルフリースクロール式コンプレッサー&エアードライヤー

アネスト岩田製オイルフリースクロール式コンプレッサー&エアードライヤー

ドイツの国際的認証機関であるTUVよりClass0の認証を所得した、オイルフリーを極限まで極めた製品になります。コンプレッサーから油分を発生させないため塗装にも影響を与えません。更にエアードライヤーで水分を除去し、フィルターで微細なホコリも取り除きます。それにより塗装のトラブルを未然に防ぐことが出来ます。
工場配管もプラスチック製の耐圧水道配管を使い、継手もステンレス製や真鍮製を使うことで錆を発生させません。エアタンクも推奨より大きいサイズを選定し、配管も太いパイプをハシゴ状に配置することで末端まで圧力損出が無いように張り巡らしてあります。
エアコンプレッサーも内部に2つのコンプレッサー装置が内蔵されており、1機単独で交代作動、2機同時使用と使用状況により制御することで寿命を延ばし、万が一1つが壊れても残りの1つで作動出来るシステムになっております。
また、同様のエアコンプレッサー本体をもう1機接続してあるので使いすぎによりエア圧が低下した時に補助で作動するよう設置してあります。
弊社のエア配管システムは海外塗料メーカーSikkens社代理店の技術担当者に「理想、いやそれ以上のシステム」とお褒めの言葉を頂いております。


SAICO社製塗装ブース(床面特殊施工)

SAICO社製塗装ブース(床面特殊施工)

ブース本体はSAICO社製になります。車体をジャッキアップして塗装したいため、排気吸入口を制御することでブース全体の空気を一定の流量で流すことでブース床面中央部をコンクリートにし、外周で排気することが出来ました。車体下部も全面マスキングして塗装します。

ブース内の照明は塗装ブース専用(太陽光に近い色味)のLED照明に変更し、節電と蛍光灯による光具合のばらつきを無くしました。


パナソニック社製交流、直流溶接機

パナソニック社製交流、直流溶接機

厚肉の鉄板はもちろん、薄肉の鉄板も溶接可能でありながら、交流に設定を変えればアルミも溶接が出来ます。薄肉の鉄板は熱の伝達が早く歪み易いです。設定を変えることで熱の入りを抑え、歪みを最小限に抑えます。修復したパネルが歪むとボディアライメントに影響が出たり、後々の鈑金作業の手間を増やしたりしてしまいます。

また錆を取り除くと鉄板そのものが薄くなってしまいます。そこに正規の厚さのパネルを継ぎ当て溶接すると熱の入り方の違いにより歪みが出てしまいます。熟練工の経験だけではなく、設備でも歪みを防ぐことで、より良い仕上がりを目指します。


交流式スポット溶接機

交流式スポット溶接機

現行車に採用されている超高張力鋼板のスポット溶接も対応可能な機械です。現行車の修復作業において、補修によるスポット溶接は引っ張り強度の最低限の基準をクリアしなくてはなりません。一般的な設備は直流式でエアにより高圧で加圧し、さらに高電流が必要で、設備が発熱してしまうため水冷式でなくてはならず、設備も大型な物になってしまいます。

しかしこの機械は写真の設備のみで作動出来、電源コード1本のみで完結し、消費電力も少ないので数十メートル以上も長いコードでも安定した作動が可能です。

出力が強く短時間で溶接が可能なので熱による歪みを抑えることが出来、溶接ナゲットも隣接して確実に打つことが可能なうえ、錆びて電気が導通しにくい部分や鉄板が薄くなっている旧車のボディにスポット増しすることが可能です。